2010年11月26日金曜日

地産地消


 昨日、兵庫県保育協会 但馬地区からご依頼を頂きまして日高町の文化体育館にお話をさせていただきに行ってきました。

集まった方は但馬地区の保育園の園長さんと職員の方、栄養士の方で総勢約100名程集まっておられました。
テーマは
●「地産地消給食の推進に向けて~たじまの旬を食べよう!~」
豊岡農林水産復興事務所農政復興課 村田氏

●「JAたじまが取り扱う農産物について」
JAたじま 経営管理部 企画広報課 谷垣氏

●「旬の食材とその供給方法」
但馬魚市場㈱ 管理部 谷岡

この3つのテーマで約2時間お話をさせていただきました。
地産地消と一言にいっても難しく、まず、どこまでのエリアを『地元』とするのか・・
グローバルな観点からみると国産=地産ともなります。今回は但馬を地元として話をさせていただいたのですが上の図で見ると地域の活性化や環境保全へはメリットがあると思います。
しかし、食育と地産地消を結び付けて考えると地元の食材を食べることが1番健康的でしょうか?地元の食材が1番安心安全でしょうか?生産者の顔が見えたら安全でしょうか?そんな気がするだけではないでしょうか?
もちろん、地元の食材を食べることはとてもいいことです。しかし、地域外にも安心安全で健康的で今が旬の食材はいっぱいあります。
ここまではアンチ地産地消のようになってますが、但馬魚市場としても地産地消の活動へは精一杯の協力をさせていただいてます。各活動へ食材を提供させていただいたりHPでも旬の魚をとりあげてアピールしています。
但馬魚市場が地産食材だけで戦っても産地市場(津居山・香住・柴山・竹野・浜坂などの漁港)と役割が被ってしまいます。
但馬魚市場の役割は 消・消・消】これを同時進行で行なうことです。地元の食材を地域外に紹介することです。地域外の食材を家庭の食卓に並べることです。
全国、全世界から食材を集荷し、消費者に知っていただき、その中で地元の食材の素晴らしさを再認識して頂ければ嬉しいです。
自信をもって書きますが、但馬の魚は美味しいんです!!地元なので当たり前になってますが特別美味しいんです!
地産地消と難しく考えず美味しい魚を食べましょう。=地産地消になるかもしれないです。

それにしても「地産地消」・・・難しい問題です・・
豊岡市が猛烈アピールしてる「コウノトリ育むお米」豊岡市民はどこでも気軽に買えますか?
難しい問題です・・
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