2020年6月19日金曜日

6月の楽しみ




今日も梅雨空が続きますが、
雨粒が瑞々しく映える紫陽花の美しさも今ならでは



この季節になると食べずにいられないお菓子があります
長く暮らしていた京都では一年の折り返しとなる6月末に、
半年分の穢れや災いを払い清め、
残り半年の無病息災を祈願する神事がありました
かつて宮中の貴族たちはその際氷を食して暑気払いをしたのですが、
庶民には高価だった氷を模して作られたのが「水無月」
外郎生地に邪気払いの意味を持つ小豆を乗せます



売場でもおいしい水無月を入手しましたが、
葛粉に白玉粉と巷に溢れるレシピを試していくのもまた一興
厄除けにかこつけた和菓子堪能の日々が月末まで続きそうです


                     くるまゆり


  

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